車に工具を積んでおくならこれがおすすめ!

たくさんの工具

昔の車には何種類かの純正工具が新車時に付属していましたが、最近の車は車載工具がほんと少ないです。外出先で気づいたちょっと緩んだボルト、ナットなどを見つけたら一体どうするんだと思いますが、自分の車のボンネットを開けた事がある人の方が少ない時代ですから仕方ないのかも知れませんね。

最近の車載工具

全ての車の車載工具をチェックした訳ではありませんので、詳しくは知りませんが最近はスペアタイヤすらない車も存在します。タイヤがパンクしたらどうするのか?と思ったらパンク修理剤入りのボンベが付属していたりします。タイヤの路面に接地する面からのパンクだと、これで何とかなるとは思いますが、縁石に擦ったなどタイヤ側面のダメージだと応急処置は不可能だと思います。

ホイールのボルト、ナットを取り外す工具とジャッキくらいは付属しているとは思いますが、プライヤー、コンビ、メガネなどは付いていない車が多くなってきました。高級車や純正アルミホイールが高価なものの場合、ロックナットを緩める為のソケットが付属している場合がありますね。

このサイトに来られた方のほとんどは、ある程度の修理や部品交換、電球の交換等メンテナンス作業は自分でやりたいという方が多いのではないかと思いますので、記事タイトルの通り「車に積んでおいた方が良い工具、その他」について書いてみます。

これは絶対に積んでおきましょう

今風に言うと「これだけは絶対車に積んどけ」という感じでしょうか。

グローブボックスには筆記具

最近はスマホの普及率が上がりましたので、事故の際のメモなんかもスマホで完結してしまいそうですが、いざという時に電池が切れていたり、事故の衝撃でスマホが潰れたりする可能性もゼロではありませんね。

車内のスマホが潰れるほどの衝撃を受ける事故であれば、車内の人がメモを取れる状況でない可能性も高いと思いますが。。。

筆記具、何でも良いのですが小さめのノートと「鉛筆かシャープペンシル」です。

ボールペンはダメです

なぜダメなのでしょう?これは「気づいたら書けなくなっていた」というケースが多いからです。

車内環境は一年間に様々に変化します。夏は高温、冬は極寒の気温になるような状態ですから、ボールペンはやめた方が良いです。

宇宙に出るときも鉛筆などを使わないと書けないとか何とか。

鉛筆だと、車体に傷を付けずにちょっとした印を入れたりすることも出来ます。

鍵穴がスムーズに回らないなんて時は、クレ556などを使って潤滑させる方法もありますが、ベタベタになるので嫌という方もおられるでしょう。

そんな時は鉛筆の芯をパウダー化して鍵穴に入れる(鍵自身に塗って入れても良い)と、驚くほどスムーズに動くようになります。

まぁ、とにかくちょっとしたメモを取ったりも出来ますし、筆記具が車内にあれば意外と役に立つ場面も多いです。

トランクやリア周りの空きスペースには

まぁ、あってもなくても良いような物ばかりになりますが、いざという時に意外と役立つのは以下

ひも(靴紐のような感じの丈夫なもの)

強いて言うならこんな感じのものがオススメ

買い物した帰りに荷物をちょっと動かないように纏めたり、倒したくないようなものであればこれを使ってヘッドレストからぶら下げて運んだりも出来ますので、使い道は多岐にわたるのでオススメです。

ビニール袋

これはコンビニの袋でも良いです。ドライブの際のゴミ袋にしたりも出来ますね。

ティッシュペーパー

セルフのスタンドが増えた今ではガソリンスタンドで貰える事も少なくなりました。すでに積んでいる方がほとんどだとは思いますが、これはトランクと言うより車内にあれば便利ですね。

ハサミ、カッター

もしもの時のために車に積んでおく事が前提ですから100均のもので十分ですが、こだわるのであればハサミはこれがイチ押し!ほんとによく切れる素晴らしいハサミです。

非常用の脱出ハンマーなど売られていますが、あの手のものでシートベルトを切るくらいならこのハサミで切った方があっさり切れるんじゃないかと思いますよ。

エンジニア 鉄腕ハサミGT キャップ付 刃渡り56㎜ PH-55

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カッターもグリップは適当な物で良いかと思いますが、刃は切れるものを使いたいですよね。

この黒刃はすごく切れます。慣れるまではかなり気を付けて使わないと危ないくらいの切れ味です。ダンボールでもスライドするように刃が入っていきますよ。

オルファ(OLFA) カッター替刃 特専黒刃(大) 10枚入 LBB10K

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10枚の他に50枚入りもありますが、個人での使用なら使いきれないかも知れません。

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では本題に移ります。

工具は何を積んでおくべきか?

国産と外車で少々違いはありますが、基本的に共通する必要な工具は以下。

ドライバー

基本中の基本ですね。世の中には安物が相当出回っていますが、出来れば以下のようなセットが望ましいです。

特にプラスは精度の悪い工具で作業をすると、固くて緩まないビスとは戦えません。ナメてしまって余計な手間が増えるので、こういった基本的な工具はしっかりとしたものを選んだ方が良いと私は思います。何故ナメるのかは「カムアウト」で一度検索してみると面白いですよ。

以下のセットは共に貫通ドライバーで、後ろが叩けるタイプです。緑とオレンジのセットはソフトグリップタイプですね。私個人的には樹脂柄の方が好きですね。実際長期間使用したことがありますが、オイルで滑る手でもそれなりにしっかりと掴めて力が入れられる感じで良かったです。慣れていない方はグリップのイボがちょっと痛いと感じるかも知れません。痛くなるまで使うにはかなりの本数を一気に締めたり緩めた場合のみですが。

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とりあえず掴む工具

とりあえず掴む工具で一番ポピュラーなのはやはりプライヤーですね。しかしこの掴む工具も奥が深く、抜群に良いと思うのはクニペックスですが、車載工具として考えるならとりあえずしっかり掴めれば問題ないかと思うので、国産のKTCがオススメになるかと思います。

クニペックスはウォーターポンププライヤーですが、一度これで何かを持って作業をすると、がっちりホールド感が凄すぎて他の掴む工具は使う気にならないくらい素晴らしい工具です。もし工具屋に行かれる際は一度手にとって見て下さい。驚かれると思います。

とりあえず回す工具

手元に適切なサイズが無いけどボルト、ナットを回さないといけない場合役に立つのはモンキーですね。頭がでかすぎて狭いところに入らないので作業場所が限られますが、あるとないとでは大違いな工具のひとつです。テスター屋がトーインの調整する際には必ず必要な工具ですね。

私が使ってるのはエビ(ロブスター)で、これまで一度も不満に思ったことがないのでそれなりに良いんじゃないかと思います。Topのモンキーが良いなんて話をよく聞く気がしますが、使わせてもらっても特に大きな差を感じなかったので、どれもあまり変わらないのかも知れません。構造上どうしてもガタが出やすい工具ですから、大きな差があるような気もしません。

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Topのモンキーは見たことないタイプに変わっていました。最小8mmまでしかアゴが閉じないそうですが、頭はコンパクトに纏められているようです。ひょっとしたら使いやすいのかも知れません。

確実に回す工具

ちょっと表現が難しかったのですが、各ボルトサイズに合った適切な回す工具ですね。

コンビネーションレンチも便利なのですが、どうしても本数が増えてしまうので車載工具としてはメガネで1本2サイズ回せる方がスペース的にも良いでしょう。

国産車は8mm、10mm、12mm、14mm。以下リンクはショートタイプのメガネですので14mmを強く締めるなら力自慢でないと厳しいかも知れませんが、あると無いとでは大違いです。

外車は8mm、10mm、11mm、13mm。

これ以上のサイズも必要な場合もありますが、ちょっとした作業って感じの場所では使われていないサイズなので外出先で必要になる際は、その場でどうにか出来るようなトラブルではない可能性が高いので不要でしょう。

また最近の国産車は13mm頭のボルトを使うようになってきていますので、ひょっとしたら国産車でもお乗りの車によっては11mm、13mmが必要かも知れません。

ここまで書いた工具を個別に用意しても、きちんと纏めておかなければ車内でバラバラになったりしてなくなる可能性もありますからバラはちょっと困りますね。

車載用工具箱

プラスチックの物も多く出ていますが、工具を入れておくならやはりこれくらいしっかりした物でないと割れたりする可能性がありますね。昔ながらのこのタイプが長持ちするような気がします。

このようにバラで一つ一つしっかりした工具を揃えていく方が良いのは間違いないと思います(セット物は結局買い足したり買い替えたりする可能性が高い)が、収納ケースも付いてて見た目にもカッコいいのはセット物の工具だと思います。

ここからはそんな工具セットを比較してみたいと思います。

工具セット比較

この記事の最初の写真は私の工具のごくごく一部です。このように既に大量の工具を所有しておりますので、セットを買う必要が無いので持ってはいないのですが、自分が車に積んでおくならこれかなぁと思う工具セットを比較してみたいと思います。

TONE ビットラチェットセット

国産、外車共にこれは良いと思います。ソケットが付いていないのが難点なのですが、1/4の差し込みアダプタが付いていますので、別で必要なサイズのソケットを用意しても良いかと思います。ラチェットが使いやすそうな感じです。

以下のようなソケットホルダーを用意して、必要なソケットをその都度買い足して行けば、だんだんと充実してきますよ。私はこのクリップ15個のタイプを25年ほど使っていますが、さすがに端の赤い部分が外れてしまってグラグラした状態になっています。モデルチェンジで改良されてエンド部がしっかりした物に変わっている可能性はありますが。サンデーメカニック的な使用頻度だとそのような事にはならないと思います。

BOSCH ラチェット スクリュードライバービット セット 26ピース

こちらもブランド的にも安心出来ますね。しかも見た目がカッコよく内容が充実している割には安いです。

しかし、10mm以上のソケットが11mm,13mmなんで外車の方はこれで良いですが、国産車の方は12mmと14mmのソケットを別で買って、この中身と入れ替えて積んでおくと良いかと思います。

WORKPRO ソケットレンチセット

このセットはかなりお得な感じです。ソケットやドライバーの先などの精度にもよるのですが、このセットがあれば少々の作業は全てこなせます。ユニバーサルジョイント、エクステンションバーまで付いてこの値段はかなりお買い得ではないかと思います。

一点、非常に惜しいのですが、ビットを差し込むドライバーが付属していれば最高だったのですが。このKTCのドライバーは持っていますが、後ろにラチェットを差し込んで力を入れて回せるのでそこそこ使い勝手が良いですよ。

Firecore ビットラチェットセット

安すぎてちょっと不安要素が満載なんですが、こちらも充実した内容です。まぁ、価格から工具の精度についてはあまり期待しないほうが良いでしょう。安物は基本的にはそれなりの精度しかありませんから。

 結局はどれがオススメなのか

私がもし、今から買って車に積もうと考えるなら、ボッシュのセットに必要なサイズのソケット(KTCかスナップオンで)を用意すると思います。

国産なら、このセットに12mmのソケットを追加

輸入車であれば、このセットに11mmのソケットを追加したいですが、11mmは使う頻度が10mmよりは少ないので必要になったら購入すれば良いかと思います。

このソケットは皆よく紛失するのか、しょっちゅう売り切れては入庫を繰り返していますので、在庫がなくても発注しておけばすぐに届くと思います。

さいごに

あまり使うことが無い車載工具ですが、出番が少ないのはトラブルが少ないとも取れますので逆に良い意味とも取れます。

まぁこういった工具ってのは当然使うことを想定して購入するのですが、実際には買って満足、見て満足、所有して満足って感じの部分も大きいですね。

ですから見た目にかっこいい、所有欲をそれなりに満たしてくれるようなものを選ぶと良いかと思います。

また車いじりが好き、DIYが好きってタイプの方は思い切って最初から良いものを選んだ方が結果的には安くついたって事になるのは明らかですから、少々高くても欲しい工具を買うようにしましょう。

仕事で使っても、14mm以下のサイズの工具が壊れるなんてことは滅多にありません。工具が壊れる前にボルトの頭が取れたりボルトが折れる方が先ってパターンが多いので、一度揃えた工具は紛失以外の理由買い足す事は少ないでしょう。

ですから良いものを買えば、一生モノになる可能性は高いですよ。

皆さんの手に馴染む、使い勝手の良い愛着の湧くような車載工具が見つかると良いですね。