最重要項目:必ずお読み下さい

まっすぐな道を走る車

車検を受けるには、様々な箇所の点検をする必要があります。それらを点検する作業は、どうしても危険が伴う作業となります。安全に作業を行うべく細心の注意を払ったとしても、完璧に事故や怪我を防げる訳ではありません。

ユーザー車検に挑戦しようという方々ですから、器用な方も多いでしょうし好奇心も旺盛な方なのだと思います。だからこそ余計に無理な姿勢で作業をしたり、多少の危険はつきものといった感じで危険な作業をしがちです。

安全な作業を行うために払う注意には限度がありません。事故や怪我が起きる時は、ほとんどのそれは思わぬタイミングで、考えもしなかったところで発生します。

またネットに書かれたあったから大丈夫と過信するのも禁物です。

回転するものあり、突然動作を開始するものあり、電気が流れている部分ありと車は危険だらけです。特に最近のハイブリッド車などが使う電気は人の命を奪いかねないほど危険です。

ですから、自分での作業は危険だと感じたり、これを行うには少々知識が足りない、自分にとってこれはレベルが高すぎるなどと感じた場合は、速やかに専門の業者に必ず相談して下さい。

自分で作業する危険性

自動車の点検には必ず危険が伴います。

エンジン始動中にボンネットの中をチェックする

手や物をエンジン付近に入れるのは、常に大きな危険を伴う行為です。

動作している補機類、動作ベルトなどに服や髪、身体の一部が巻き込まれると重大な事故に繋がる恐れがあります。

エンジンが止まっていても、車の電源が入っていない状態であっても、エンジンの温度によっては電動ファンが自動で作動する場合もありますので、エンジンを切っているから、キーはオフになっているからといって安全が保障される訳ではないことを忘れないで下さい。

ブレーキは絶対に触ってはいけない

ジャッキアップしタイヤを外し、ブレーキを点検することは可能ですが、ここに関しては調整や交換は免許が無ければ出来ません。

もし簡単に出来るようなネットの情報を見つけたとしても、必ず専門の業者に依頼するようにして下さい。

特にこの部分に関して注意して頂きたいのは

車は人の命を簡単に奪いかねない:時には凶器と化す

可能性があるからです。

エンジンが焼き付いて、走行中に突然停止するのも確かに重大な事故に繋がる恐れはあります。

ですが

ブレーキが突然効かなくなった

これは車が突然殺人兵器と化すことにも繋がります。

「動かない」より「止まれない」方が何倍も危険です。

自分では出来ないと感じた場合、絶対に無理せず正規ディーラー、自動車整備工場へご依頼、お問い合わせください。

当サイトの記載内容に関して

改造車両については除外しています

当サイトは、あくまでノーマルの状態、違法に改造されていない車両にお乗りの方に対して情報を発信しています。

違法改造、道路交通法に適合しない車両に対して、法をすり抜け無理やり車検を通すために情報を発信している訳ではありません。

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道路交通法のみならず、法律は法改正が行われる度に内容が変更されます。

これまで違法だったものが合法になるケース、これまで合法だったものが違法となるケースなど様々です。

当サイトは可能な限り最新の情報に随時更新していく所存ではありますが、掲載される情報が現行法に適合していない可能性もあります。

当サイトに掲載される情報に不安を感じられる場合、国土交通省ホームページなど政府機関よりご自身で最新の情報を入手して下さい。

自動車のオーナーとしての責任

車検の話だけではなく、どのような形であれ、本来車に関する全ての責任はその車のオーナーにあります。車を所有するという事は、その車に関わる全責任をそのオーナーが取るという事ですね。

車検証の裏面

車検証の裏側をご覧になられた事がありますか?

そこに全てが記載されていますが、前述の通り自分の車の管理の全ての責任は自分にあるという事が車検証の裏側に記載されています。

「自動車の検査は、安全・環境の面について国が定める基準に適合しているかどうかを一定期間ごとに確認するものであり、次の検査までの安全性等を保証するものではありません。
 自動車の使用者は、安全・環境を守るため、自らの責任で適切に自動車を管理しなければなりません。自動車の事故や故障を未然に防止するためにも、日常点検整備と定期点検整備は必ず実施しましょう。」

ですから「車検を受けるのを忘れていた!」であろうと「自動車ディーラー、購入した販売店から車検の連絡が来なかったから期日が過ぎてしまった!」であろうと、全ての管理責任は自動車の使用者にあります。

ですから、車検時期だから車の安全装備について確認するという事ではなく、車のオーナーには常日頃から自分の車の各部がきちんと動作しているのかを自分でチェックし管理する義務があります。

タイヤが磨り減っている事に気付かず、走行中にタイヤが摩耗限度を超えて使用していた事により破裂、その結果、誰かに怪我を負わせた、誰かに損害を与えたなどは全てオーナーの責任となります。

ユーザー車検に合格したからとて、整備の必要がないわけではありませんし、合格したから安心出来るようなものでも無いということを忘れないで下さい。

全てが自己責任のユーザー車検

自動車販売店や民間整備工場、自動車ディーラー店舗に車検を依頼すると、彼らは商売ですからオイル交換や冷却水の交換、ブレーキオイルの交換など、定期的に交換の必要がある部分に関して交換すると思います。

また当然、電球が切れていたら交換してくれると思いますし、タイヤが摩耗していればタイヤ交換を勧められると思います。

これらは基本的にサービスを提供する側の視点では「次の車検まで安全に使用可能か」が軸になっています。

よくお店に顔を出す顧客、車検だけでなく車検と車検の間の「12ヶ月点検」を毎回受けられる顧客の場合だと「次の点検までの期間、安全かどうか」が軸になります。

同じ店舗で整備や車検のサービスを受け続けている場合は、もしも車に何か不具合が生じた場合「前回の点検でそれが分からなかったのか?」と訊きたくなるでしょうし、それは訊いても良いと思います。

特にタイヤが摩耗し過ぎて危ない状態となったなどは、点検の際に交換を勧めなかったのは何故か?と訊いても良いと思います。

ですが、ユーザー車検の場合はどうでしょう?

前述の不具合やメンテナンスに関して、全てが完全に自己責任となります。

オイル交換などの油脂類の交換、これらは「車検の際に交換する必要がある」と法で定められている訳ではありませんので、交換していなくても車検には合格出来ます。

ですが維持管理責任という面、車のコンディション維持についても全て自分で管理する必要があります。

車が好きで、自分でオイルの銘柄を選びたい、出来る作業は自分でやりたい!といったタイプの方だとオイルの銘柄を変えて燃費の変化を自分で調べてみたりと、車両維持に関するメンテナンスの管理も趣味のうちという方には余計なお世話になりますが、

車は機械です。乗りっぱなしで不具合なく廃車まで使えるものではありません。

生き物ではありませんので自分で痛い痒いは言いません。オーナーがきちんと管理してやる必要があります。

このように「車検に合格したから安心だ」という訳では無いことを忘れないで下さい。

わからない事はプロに任せる

いくら機械が得意であっても、下手に触ると余計の状況が悪くなり症状が悪化、最悪は故障に繋がる可能性もあります。前述のブレーキなどはそもそも資格がないと整備することが許されていません。

ですから迷ったり不安だったりする場合は、専門の業者に必ず相談、依頼して下さい。

ネットの情報も有益です。ですが全てが本当のことである保証はありません。

特に整備に関して様々な情報がネット上に溢れていますが、過信は禁物だという事を忘れないで下さい。

質問をするだけして作業を依頼しない、俗にいう「お金を落とさない」を続けると、流石に相手も良い気はしないでしょう。

ですから情報を引き出すだけでなく自分で出来ない事や普段のメンテナンスをいつも依頼する、馴染みの工場が出来れば色々とお得な面もあるのではないかと思います。

おわりに

長文お読み頂きありがとうございました。

無理のない範囲で作業を行ったり、車の事を色々と勉強したりと楽しみながら皆さんのカーライフが充実したものになっていく事を切に願っています。