ユーザー車検でみんなが利用する「テスター屋」とは?

ユーザー車検を受ける際、初めての方は特に色々とネットで検索して「テスター屋」や「予備検査場」などの文字をたくさん見られたと思います。ではテスター屋とは一体なんなのでしょうか?

テスター屋と予備検査場は同じもの

ユーザー車検を受ける際にみなさんが利用する「テスター屋」ですが、「予備検査場」とも呼ばれています。

何をするところ?

「予備検査場」を読んだそのままの意味で、テスター屋、予備検査場を利用する理由は車検を受ける前に予備的に検査をしてもらうためです。本番の車検を受ける前に、現時点で無事に車検に合格できるかどうかのチェックを行う場所、それがテスター屋、予備検査場です。

ですから簡単に言うと、車検の際に自分で測定できない箇所、大事な項目を検査を受ける前にチェックし、調整して確実に合格できるようにしてくれるお店です。

検査ラインでチェックされる項目

これは別の記事でも書いているのですが、ここはあくまでテスター屋の記事ですからそこに特化したいと思います。

他の項目についても知りたい方は、記事の最後に検査ラインでチェックされる項目の記事へのリンクを貼っておきますので、そちらからでご確認ください。

どうしても機械がなければ確認出来ないチェック項目がある

ユーザー車検で検査ラインでチェックされる項目は様々ですが、その中でも自分の目で見て確認できる項目と、測定するための機械、測定機がなければ確認出来ない項目があります。

ヘッドライトの向き

ヘッドライトは点灯しているだけではダメで、高さと左右の照射角度、さらにレンズのカットまでが規定値内になければ合格しません。レンズのカットは国産車、正規輸入された輸入車であれば全く問題ありませんが、ライトの角度はみなさんが思うより頻繁に狂います。

これが狂っていると検査ラインで不合格になりますので、再検査となってしまいます。それを避けるために車検当日に検査ラインへ向かう前にテスター屋に行ってライトの角度を測ってもらい、基準値内に調整してもらいます。

トーイン(タイヤの向き)

アライメントという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、トーインとはアライメントほど多くの調整をするわけではなく、タイヤの直進方向の向きがまっすぐかどうかのみを確認します。国産車の場合はほとんどの車の基準値が0度、つまり左右のタイヤがまっすぐ前を向いていなければ車検に合格しません。

ボンネットを開けて、スマホ画面の半分ほどのステッカーが何枚か貼られていると思いますので、ボンネットを開ける際にでも探してみて下さい。エアコンガスの容量やクーラントの交換サイクル、プラグの交換サイクルやトーインの調整基準などメンテナンスに必要な情報が書いている車もありますよ。

話は逸れましたがトーとは、英語で足の爪先(toe)のことですね。トーの入り具合を表すのでトーインと言うんだと思います。

ベンツやBMWなど輸入車の多くは、実は少しだけまっすぐより内を向いています。若干内向きに設定していますので、左右のタイヤはまっすぐ走っている際も「常にすこーしだけ車の中心に向かって転がろうとしている」ので、左右のタイヤが0度の車よりも「しっかりまっすぐ走る」ような感覚、ハンドリングの設定になっています。

ここまでの2項目はほぼ必須

ここまでの2つの項目、ライトとトーインは車検前に必ずテスター屋で調整してもらって下さい。測定して基準値内であれば当然調整の必要はありません。この2つを調整するだけで、車検の合格率はグッと上がります。

逆に言うと、車検が不合格になる一番多い理由がこの2つとも言えます。

16年間ほど、国産車から輸入車までかなりの数の車の車検を受けに行きましたが、この2つの調整が終わっていれば、ほぼ間違いなく通ると思って大丈夫です(当然受ける前にその他の点検項目はチェックしている状態ですが)。違法な改造やホイール交換などでタイヤの外径が変わったりしている車は別です。

以下の2点は、ほんとに不安だ、心配だという方や、実際に運転していて「なんかこのスピードメーターおかしくないか?」とか「アクセル踏んでもボソボソしてなんか走らない」とかの症状がある車両以外はパスしても大丈夫だと思いますが、以下の2項目もテスター屋でチェックしてもらえます(中には機械がないテスター屋もあるとは思いますが)。

スピードメーターの正確性

40kmで走行している(スピードメーターの表示が40km)際、実際に出ている速度が何キロか。この誤差を測定します。ローラーの上に車を乗せて、その場で加速(タイヤを回して)してメーターの表示速度とタイヤが回しているローラーの速度との誤差を見ます。

まぁ、ほとんどの車はパス出来ます。旧車などをお持ちの方で心配であればチェックしておいても良いかも知れません。

排気ガスの数値

近頃の車は、エンジンの制御をかなり細かく行っていますので、排ガスで落ちることはあまりありませんが、車が新車から10年以上経過している、車を使う際は数キロ先まで往復するのみで、しかも毎日は運転しないなんて車であれば、ちょっと怪しいかもしれません。

他にもお願いすれば見てもらえる項目がある

もし下回り検査など、ほかも気になるので見ておいて欲しいと頼めば、お店にも依りますが喜んで受けてくれるのではないかと思います。

どれも高価な機械ですが、格安で利用できて安心して車検が受けれるので、テスター屋の存在は車屋にとっても(ディーラーなど全ての機械が揃っている会社以外)非常にありがたい存在です。

おわりに

当サイトの全国の陸運支局情報には最寄りのテスター屋の情報も記載していますので、是非ご利用下さい。

全国の陸運支局の情報は以下に記載していますので、お近くの陸運局がどこか、テスター屋はどこかなどの確認にご利用下さい。

ご利用頂きありがとうございます。当サイトを利用してユーザー車検を受けられる皆さん、絶対一発合格目指して頑張って下さい!

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