ユーザー車検を受けるなら何曜日を選ぶべき?空いてる日の狙い方

初めてユーザー車検を受ける方も数度目の方も、周りがプロの様な方々に囲まれて受けるのは気が進まないのは当然です。ですからもし選べるなら出来れば空いてる日を選びたいのではないかと思います。実はコツが分かれば混雑を避ける事が出来ます。

付近の中古車販売店の定休日は?

その土地によって様々なのは当然ですが、まずは付近の中古車販売店や整備工場の定休日を少し調べてみてください。ですが調べる際に以下の違いに注意してみましょう。

認証工場と指定工場で違う

ここは少しややこしい話になるので後日記事にしようかと思いますが、同じ自動車整備工場でも「認証工場」と「指定工場」では、車検を受ける方法が全く異なります。

詳しくは以下、国土交通省のHPでご確認下さい。

とまぁ、このように同じ自動車整備業でも、国から自社工場で車検を済ませる事が出来るよう「指定」された工場と、分解整備をしても良いという「認証」を与えられた工場と2通りの(無免許で事業を行う工場を除く)工場があります。

ですから「指定工場」以外の自動車整備業者、または中古車販売店などは、お客様の車両を車検場へ運搬し検査を受けて車検に合格するということになります。

ほとんどが業者の陸運局

ここから分かると思いますが、陸運局で車検を受けている車のほとんどは業者によって持ち込まれた車です。彼らも実は扱いとしてはユーザー車検なのですが、月に何台も車検を受ける訳ですから、かなり慣れています。電球切れやその他のミスで車検に落ちるとかなり面倒ですから、当然検査を受ける前にほぼ全ての項目についてチェックを済ませて来ますから、当然検査に落ちるようなミスも少ないです。

そんな方々の中で「大丈夫かな」と不安な気持ちで受けるのは気が進まないのではないかと思います。

これを避けるには以下を参考にスケジュールを組む事をお勧めします。

火曜、水曜定休日の店が多い

販売よりも整備を中心に事業を行うお店は日曜日が休みの店が多いと思いますが、店頭にて車両販売を行っているお店は週末が稼ぎ時なので平日に定休日を設けている会社が多いです。

火曜日か水曜日を狙って

私の知る限り、火曜か水曜に店を閉める会社が多いと思います。理髪店などが月曜休みの慣習があるような感じです。

ですから、この日は業者が少ないということになりますね。

ですが、どうしても仕事の都合上無理だという方はどうすればいいのか。

バッティングを避けるには

まず、車屋の開店時間は地域によってかなり差があると思いますが、平均的には10時くらいでしょう。

そこから陸運局へ向かったとしても、店舗が陸運局の目の前という業者を除けば大体10:30くらいに陸運局着、そこから書類提出、受付から検査ですから11時前後は業者が多いかと思います。

これを逆手に取って、朝一番の9時には陸運局で書類作成、受付を済ませる事が出来ればバッティングの確率はかなり下がりますね。

3月は絶望的

前述の条件で車検を受けるにしても、3月はほぼ絶望と考えて良いでしょう。

これまでの私の経験、また決算などの商習慣から3月に販売された車の数は他の月をかなり上回ります。それによって起こることは当然「同じ時期に車検が切れる」という事になりますので、3月は恐ろしいほど陸運局が混みます。

受付時間の延長などの措置が取られるのはこの3月のみと記憶しています。

ですが車検月をズラす訳にもいきませんので、諦めるしかありませんが。

実は車検月を変える裏技?もあります。

車検期間を少し損するか、車検が切れるまで待って、必要な手続きをして車検を受けるなど少々手間が掛かりますが2つの選択方法があります。ご要望がありそうであれば後日記事にしたいと思います。

さいごに

このように、色々条件によって違いますが、付近の車屋の定休日が火曜か水曜の場合、普段の陸運局で車検を受ける車両のほとんどは民間の工場から来る車ですから、彼らとのバッティングを避ければ比較的空いてる状態で、待ち時間も少なめで車検が受けれます。

火曜、水曜の朝一番などは一番良い条件ではないかと思います。

また時間的、精神的余裕がある方が、もし落ちたとしてもリカバーしやすいですから、ユーザー車検を受けられる方は一度付近の車屋の定休日を調べてみてから予定を立てても良いのではないかと思います。

では、皆さんが一発合格できますよう願っています。

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