【DIY】メンテナンスのための工具の買い方選び方 外車編

輸入車画像

車のメンテナンスをする工具と一言で言っても、国産車と輸入車では使われているネジやボルト頭のサイズがかなり変わります。輸入車のメンテナンスをしようと思うと、国産車用の工具セットでは全く太刀打ちできないなんて事もありますので、ここでは輸入車のメンテナンスで最初に購入した方が良い、持っておいた方が良い工具を紹介します。

国産車との違い

まず、基本的にボルト頭のサイズが違います。以下ページで国産車のサイズについて少し説明しています。

国産車の場合、10mm, 12mm, 14mmとよく使うサイズは偶数の工具が多いですが、逆に輸入車は、10mm, 11mm, 13mm, 15mmと奇数の工具をよく使います。

次はボルトではなくネジについてですが、国産車だとプラスのネジが多く、プラスドライバを多用すると思いますが、輸入車ではプラスのネジがトルクスネジに変わります。星型のネジです。またその中でも「いじり止め」と呼ばれる中心に出っ張りがあるネジも存在します。

トルクス、基本的に使われている場所は国産車でいうプラスネジが使われている場所で多用されていますので、ドライバ型のトルクスドライバーが欲しいところですが、輸入車の場合は買うなら背が低い工具を優先した方が良いです。

設計に無理があるというか、のちの整備や取り外すことを考えて作っていないのではないか?と思うような狭いところがねじ止めされていたりするので、ドライバーのタイプだと入らないから回せないなんて事が頻繁に発生しますので、ビットと呼ばれる先を取り替えて使うタイプの工具を選ぶと良いでしょう。

内装に関してはボルトは10mmを使用しているケースも多いので、10mmは外せないのですが、輸入車のみのメンテナンスを考えると12mmはほぼ登場しませんので購入しなくて良いです。14mmも「ほとんど」ありませんので、必要になれば買えば良いと思います。

また15mmは室内などの簡単な作業だとなかなか登場しませんので、必要になれば購入すれば良いと思います。

トルクスに関する注意点

トルクスネジ、先に述べましたが「いじり止め」タイプが存在します。真ん中に出っ張りがあるので、その出っ張りをかわせる工具が必要です。「いじり止め用」の工具が必要になります。

普通のトルクスでは「いじり止めのネジ」は回せないのですが、「いじり止めの工具で普通のトルクスネジは回せる」ということになります。ですが、いじり止めの工具は真ん中に穴が空いているので、普通のものと比べると強度がかなり落ちます。

サイズで一般的に室内で使われているのはT20、T25というサイズなのですが、このあたりのサイズだとそんなに強く締まっていない(締め付けトルクが小さい)ことが多いのでいじり止め用の工具でも大丈夫ですが、錆びていたりすると強い力で緩めないとなかなか回りません。そんな時に無理をすると工具は簡単に壊れます。

また、トルクスはひとつ小さな工具でも回せたりします。

要はT25のネジをT20の工具で緩める事も可能なんですが、これをやると、ちょっと固いネジを回すだけですぐに工具が破損します。

慣れるまではサイズ選びが難しいので、最初は大きめのものを合わせて入らないならひとつサイズを下げて入れてみる。そして左右に捻ってガタがあまりない物が適切な工具になりますので、しっかり確かめてから回すようにしてください。

トルクス、このような感じですので、ビットであればそんなに高価ではありませんので、できればいじり止めと普通のものを両方用意するのが良いでしょう。

六角レンチ

これも登場回数は少ないですが、国産車よりも必要性は高いと思います。

こちらも同じように背の低いタイプで、届かない場合を考えて延長できるようにしておくと良いです。

ですからこれもビットで揃えておくと良いでしょう。

その他切る工具、掴む工具に関しては国産車のそれとは変わりありませんので、先のリンクを参考にしてください。

まとめ

輸入車の場合、回す工具が特殊なサイズになります。

10mm, 11mm, 13mm, のコンビネーションレンチ。必要なら15mmも。

1/4のラチェット、ソケットは10mm, 11mm, 13mm。エクステンションバーは長いものと短いもの2本

トルクスはいじり止めと普通の両方が望ましいが、最初はいじり止めのみでも可。ドライバタイプでなくビットタイプ、差し替え可能で出来るだけ背の低いもの。六角レンチも同様に。またそれを延長する工具を用意しておくとなお良し。

掴む、切る工具は国産車の記事を参考に。

以上です。分解する、バラす前にはとにかくしっかりと見て構造を確認する事。それを怠らなければ割ってしまったり破壊してしまう事なく作業できると思います。またパネルを外した内部などはバリが出ていたりするので、怪我をしないようにくれぐれも気をつけて作業して下さい。