ユーザー車検で使用するための点検整備記録簿の書き方
ここではユーザー車検の際に必要な点検整備記録簿の書き方、作り方について説明します。慣れると簡単ですが、初めて見る人にとっては各項目が何を意味するのか分かりにくいと思いますので、ここではあくまで記入方法について説明します。
実際に行う点検については後述する別ページにて詳しく説明しています。
点検整備記録簿の記入見本
点検整備記録簿(以下記録簿)、整備記録簿の記入見本はこのようになります。
各項目ごとに点検しながらチェックしていきます。
赤で記した部分は全てチェックします。記録簿一番左上の拡大図が以下です。
このように、赤丸の部分を点検し問題無ければ「良」ですから、「レ点」でチェックしていきます。
日付や走行距離の欄
レ点でチェックする以外の場所で記入しなければいけない箇所は
- ナンバープレート記入欄(右上)
- 交換部品等(右中央)
- タイヤの溝の深さ(最下部左)
- 点検または整備を実施した者(下段中央)
- 走行距離と日付(下段最右)
これらを記入しますが、日付、走行距離やタイヤの溝の深さなどは適宜入力して下さい。こちらの項目全ては
点検を行った時点での数値や日付
を記入するようにして下さい。整備完了年月日も同様に、完了した日付の記入で問題ありません。
レ点記入の際に注意すべき点
まず中央の青で囲った部分を見て下さい。
これは「クラッチ・ペダル」の項目ですから、マニュアル車以外はチェックせずに斜線を引いて下さい。
車検に行く車がマニュアル車の場合は点検、チェックが必要です。
中央下部の赤で囲い、Xのラインを引いている場所
この欄の左側を見て頂くと分かりますが、ここは「分解点検」の項目です。
これは資格のない人が触ってはいけない部分なので作業出来ない内容になります。間違って記入しないようにして下さい。
点検整備記録簿ダウンロード
以下リンクよりダウンロード出来ますので、それを基に車両を点検、記入はこの見本ページを参考に記入して下さい。
記録簿の項目の点検について
以下リンク先では、記録簿の各チェック項目をどのように点検するのかを詳しく記載しています。
さいごに
点検を行いながら各項目についてチェックして行き、最終的な仕上がりが見本のような点検整備記録簿になればもうバッチリです。不合格への不安なく検査ラインに入っていける状態ですのでご安心下さい。